パラバルーンあそび

パラバルーンあそびは、体力づくりができる総合運動です。年齢に応じていろいろな遊びができ、下記のようなさまざまな効果をあげることが望めます。

  • 友だちと協力する人間性を高める
  • 合図による動作で反射神経を養成する
  • 筋力、持久力をつける
  • リズム感、距離感、重量感を養成する
  • 仲間とのコミュニケーションにより、言葉の発達を促す
  • 集団あそびを通して協調性・社会性を養う

さまざまな創作によって各グループ自由なあそびが楽しめますが、現在よく行われている代表的なあそび方をご紹介します。

リズム表現遊び

みんなで力を合わせていろいろな形を楽しく表現します。リズムに合わせて上げたり下げたり、跳んだり走ったり、右や左へぐるぐる回り、あらゆる運動を取り入れてあそびます。

パラバルーン体操

パラバルーンを使ったグループ運動で筋力アップや体力づくりに役立てたり、運動感覚を養います。ものごとの正確な処理法などとも関係があるといわれる精神面や身体面での持久力のトレーニングができます。空気抵抗の関係で相当負荷の強い運動にもなりますので、年齢にあわせて簡略に行うなど調整をしてください。(図解は体操の例です)

ボールあそび

ボールを使って集団パラバルーンあそびの楽しさを広げることもできます。ゲーム感覚でスピード感や敏捷性を養い、社会生活に必要なルールを身につけるよう心がけると、人間性の育成につながります。(図解はあそび方の一例です)

パラバルーンゲーム

パラバルーンを使ったいろいろなゲームで、集団遊びを楽しむことができます。子供同士でも、親子のグループでも、コミュニケーションを図りながら、楽しく遊びましょう。幼児があそびながら言葉の理解をうながし、社会性・協調性を身につけるようにできたら素敵です。(図解はゲームの例です)

あそびの人数の目安

大きさ 幼児 (幼稚園) 児童 (小学校) 成人 幼児と成人
6m 20~30人 10~20人 5~10人 5~10組
7m 25~40人 20~30人 10~20人 10~15組
8m 30~50人 30~40人 30~40人 15~25組